つぶやき~幼児教育実践フォーラムでお話ししたこと2~
- 2016年07月19日
- つぶやき
7月2日に福岡ガーデンパレスにて行われた幼児教育実践フォーラムの内容について
書いておきたいと思います
幼児期は素直なので5年後10年後もそうであろうと
思う家庭がほとんどだと思います
しかし
すごく順調だったのに
思春期に犯罪を犯すまで大きく荒れてしまう子どもがいます
荒れてなくても ひきこもったり
あるいは ひきこもっていなくても 自発性がない子や大人になっている場合があります
原因をたどっていくと ほとんどが家庭です
どのような場合がそうなるのか
端的に
① 過剰期待
② 過干渉
③ けがや喧嘩を極端に恐れる家庭
などです
これらは家庭が手を出しすぎる場合ですが 勿論逆に 放置の場合も同様です
我々が フォーラムでお話ししたのは 以下のようなことです
まず①過剰期待について
① 過剰期待については園で頑張っていても 家庭で寂しい思いをしていたら逆効果になる場合があるということです 確かに何かはできるようになるかもしれません 幼児期は一見とても出来の良い子でしょう どちらかというと自慢の子でしょう 学校においても評判が高い子になるでしょう しかし 思春期は大荒れです そんな事例が沢山あります 引きこもりや 殺人一歩手前まで行ってしまった子どもの例を出してお話ししました
この場合は 家でもっと緩めてもらうことが必要になります それを 園はしっかりお伝えすべきだと考えます 良かれと思ってしたことが 将来 大変な事態を招くかもしれません
幼稚園が何をすべきか どこまですべきか 最後に書こうと思いますが
我々が子どものことを考えるのであれば 今目の前の子どもを見て
その背景にまで思いを及ばせることが必要ではないのでしょうか