1月13日に
福岡県私立幼稚園振興協会の教育研究委員会主催の
人権研修会にシンポジストの一人としてお話をしてきました
園長になる前は
東京で塾をしていたのですが
その前は弁護士を目指して勉強していたので
人権や平等とはどういったことかなどはさんざん勉強してきました
私が県の私立幼稚園振興協会の教育研究委員でもあるので
一度話してみなさいということで
園長先生や現場の先生方の前で僭越ながらお話させていただきました
私がまず、お話したのは
「平等」の考え方には二つあって形式的平等と実質的平等とあり、云々。
簡単に言うと、「機会」が平等に与えられているのか、ということが大切ということ
(結果の平等は格差が出すぎたときの歯止めという位置づけで私は考えています)
そのほかにもかなり脱線してお話をしてしまいました
それから
同じくシンポジストに
自立生活センター久留米
代表の古川さん
北九州市障害者基幹相談支援センター
センター長の柳沢さん
と同席していろいろなお話をしました
子どもに対する扱いという意味での人権の問題も勿論ですが
子どもが他者に対する人権意識をどのように持つかというのも大きな問題です
幼稚園が取り組む人権としてのお話をしたのですが
人権意識は結局はまわりの大人の問題だというお話をしました
まわりの大人が差別的な意識でいれば
子どもたちもそのようになっていくわけです
ということは
まわりの大人の問題ということです
そこには当然
先生も親も含まれます
我々がまずはしっかりと理解して示すことからはじめなければなりません
古川さんが仰ってた事でそのとおりだなと思うことがありました
古川さんが
小さいころ
友達と遊んでいるときに
「今からすかいをかっぱらいに行くから
お前はみはりをやってくれ」
と言われて仲間に加えてもらえたことが
すごくうれしかったと言われていました
(かっぱらうことの是非は時効ということでおいておきましょう)
昔は分けられるのではなく、一緒になることが普通だったから良かったということです
接することによって理解が出来ることがたくさんあります
私の話はかなり脱線していきましたので
お役に立てたかはわかりませんが
幼児を取り巻く人的環境がよりよくなることを願って活動しようと思います
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