「伸び続ける子」は結果より過程
- 2015年02月16日
- 成長記録
2月2日(月)
いよいよ今月は音楽会です。子ども達も張り切って練習に取り組んでいます。
子ども達にずっと言っていること「できなくても頑張る」といことですが、
私たちは「結果」をみるのではなく「過程」を見ています。
たとえできなくても頑張っている姿があれば何も言わないです。
むしろみんなの前で褒めています。
できないことをひたすら頑張るのは大人でも難しいですよね。
それを今子ども達は頑張っています。
保護者の方もうまくなるための練習ではなく頑張りを認め一緒に喜びを共感してください。
そうすると思いやりのある子に育ちます。一生に一度の音楽会を一緒に楽しみましょう!
2月3日(火)
今日は節分の日ですね。
節分の由来を話し、豆まきをしました。
自分の中にいる泣き虫鬼やいじわる鬼、おふざけ鬼を退治すると言い、
怖そうにしながらも頑張って鬼にむかっていっていましたよ。
こっそり遊具に隠れている子や先生にしがみついている子もいましたが・・・
子どもたちに日本の文化を知らせることができたと思います。
2月5日(木)
今日も音劇の練習をしました。
自分の出番ではない時でも、ステージ横で歌を歌うようにしています。
つい、お友だちが頑張っている様子を見るのに夢中になってしまい、
歌い声が小さくなることが多くなりました。
どうしたら、みんなが元気に歌えるのか。
保育者が元気に一緒に歌う姿を見せることも大切だと思いますが、
今回は子どもたちに音劇の間、
CDに入っている歌に頼るのか自分たちで歌うのかを自分たちで決めさせる事にしました。
結果、自分たちで歌いたいという事になりました。
すると、自分たちで決めた事なので、今までよりも一層大きく元気に声で歌うようになりました。
保育者側から指示を出すのは簡単な事ですが、
自分たちで決めさせて責任感を持たせることも大切なことなんだと改めて感じる事が出来ました。
練習を通してクラスだけではなく学年全体に団結力が強くなってきたように思います。
当日の不思議の国のアリスの音劇を楽しみにしていてください!
2月6日(金)
今日年少組は衣装を着て遊戯の練習をしました。
実際に着ると嬉しそうな顔でより大きな声で遊戯をする姿が見られました。
年少組は初めての大きな舞台ですが、
ぽっぽのころやこすもす組の時に音楽会を経験した子もいます。
何のために遊戯をするのかというと、
音楽を楽しむのはもちろんのことですが、
リズムを体で感じること、また自分の事だけでなく周りのみんなの声や音を聞いて揃えることで、
自分だけでは合奏や遊戯はできないという集団でおこなう意味を感じてもらいたいと思います。
そのために覚えてきたところで、
「お休みのところはお友達はどんな音をだしてるかな?」などと話しながら練習を進めています。
本番まで一週間となりました。
日に日に自信を持って練習をするようになり、本番がとても楽しみです。
子ども達が頑張っている過程を家でも見ていただけたらと思います。
2月9日(月)
今日は、午前中にうたと合奏、午後はお遊戯の練習をしました。
本番までいよいよ一週間をきり、子どもたちも良い緊張感を持って練習に取り組んでいます。
頑張った後には、園庭に出て思い切り遊びました。
今日はお日様が出ていても、風が強く、とても寒かったですね。
ですが、子どもたちはそんなことなど関係なく、たくさん走り回っていました。
滑り台も、順番を守って滑れるようになったり、
子どもたちだけで鬼ごっこができるようになったり、
遊びの中にも成長を感じることが出来る場面がたくさんありました。
「○○ちゃんも仲間に入れてあげよう!」「先生、転んじゃったから消毒してあげて」と
誰かを思いやる気持ちも育ち、
それぞれが年中組のお兄さんお姉さんになる準備をしているようにも思います。
音楽会はもちろん、年少さんで過ごす日も段々と少なくなってきました。
一日一日を大切に遊びも練習も取り組んでいこうと思います。
2月12日(木)
音楽会本番まで、いよいよ2日となりました。
年少組のお遊戯では、
大きな声を出してカウントをとりながら踊ることができるようになってきました。
本番に向け、少しずつ意欲が高まった子どもたち。
衣装を着ることも楽しみにしているようです。
年少組の子どもたちにとって、大きな舞台に立つことが初めての子もいます。
大きな舞台に立ち、少しでも自信をもって楽しめるようにしていきたいと思います。