一学期最後のマーチング練習
- 2016年07月14日
- 成長記録
今日は梅雨明け間近の蒸し暑い一日でしたが、わずかな晴れ間を選び、一学期最後のマーチング練習を園庭で行いました。
初めて練習に取り組む際に、「マーチングは自分たちのためにする」ということを、ことあるごとにこどもたちへ話してきました。
こどもたちも、時々集中力が切れ弱気になってしまいますが、
「いやだったらやめてもいいよ」と伝えると、
「自分たちのためにやっているから練習頑張る。」と、うれしい答えが戻ってきます。
こどもたちがいずれ巣立っていく社会は、多くの困難が待ち受けており、それこそ自活することは並大抵のことではありません。偏差値の高い大学へ入れば一生涯安心といわれたのは、もう既に過去の話です。
自分が本当に困ってどうしようもなくなり立ち止まっている時に頼れるのは、やはり自分だと思います。
そんな思いが指導する先生の胸中にあるので、こどもから戻ってきた言葉には、思わず指導してきた成果を感じずにはおれません。
本番では「かっこいい旗」を持ち「特別な衣装を着る」ことを伝えると、こどもたちのテンションも上がり、さらに頑張ろうとする姿が見られてきました。今後は夏休みに入り全員で合わせる機会はなくなります。
そこで、先生方が熱い思いを込めて振り付けを撮影したDVDをこどもたちへ渡しますので、保護者の方も一緒に練習をされてみてください!
思いやりを育てるためには喜びの共感が必要です。おとなは、間違っているからと言ってつい叱ってしまいがちですが、大切なのは、頑張ろうとする気持ちとその過程です。
是非、ご家庭でも一緒に練習されて、子ども達の真摯な姿を見てあげてください!
夏休み明け、こころもからだも一段と成長したこどもたちと会えるのを楽しみにしています☆
ナーサリー担任