かき氷
- 2016年08月30日
- 動画
年長さんは、8/22(月)からの夏季保育が始まり、
マーチングの練習を一生懸命頑張っています。
子どもたちの頑張りに、園長先生がご褒美にかき氷を
プレゼントしてくれました。
家庭でのご褒美の与え方に、
悩まれる方も少なくないのではないのでしょうか?
あくまでも一説なのですが…
ご褒美の与え方にも秘密があると言われています。
「学力」の経済学(著者:中室 牧子)によると、
教育経済学的に有効なご褒美の設計があるようです。
それは、「着手」することに、ご褒美を与えるというものです。
次のAとBでは、有効なのはどちらと言われているでしょうか?
A「1時間本を読んだら、おやつをあげるよ」
Aは、「1時間本を読む」という「着手」に
ご褒美を与えるというものです。
B「テストで良い点を取ったら、おやつをあげるよ」
Bは、「テストで良い点を取る」という「結果」に
ご褒美を与えるというものです。
AとBのような比較をして、有効なのはAだというデータが出ています。
※この場合、「有効」とは「長い目で見たときに成績が伸びていた」
ということです。
そこで、「マーチングを頑張る」という「着手」に「かき氷」という
ご褒美をプレゼントしています。
そうすることによって、
「きついけど頑張るぞ!(これが終わったらかき氷だ!)」
「頑張ったらできる!」
という気持ちを失うことなく、楽しくマーチングの練習を
続けることができています。
これを、子どもたちが意識して、子どもたち自身が努力をすれば、
「できる」と認識して取り組むことが、
非認知能力を伸ばすことにつながります。
非認知能力については、また次回に詳しくご紹介させていただきます。
※非認知能力及び「学力」の経済学については
8月9日のブログ「認知能力と非認知能力??」
でも紹介しております。
https://hanahata-youchien.com/hanahata-blog/activity/2016/08/516.html