今日（2/16）卒園児が高校の合格を知らせに来てくれました

卒園してもう何年になるでしょう

卒園してからも　太鼓を私（園長）が教えていたので

6年生まではずっと見ていたのですが

それでも　中学に入って3年経ったのですね

無事に高校に合格して　お礼を言っていただけるというのは

本当にうれしい限りです

彼は　とても頑張るので　太鼓も上手でした

しかし　上手になる子の通る道ですが

どうしても　なめてかかるときがあります

できるからと言って　ふざけてしまう

ある時　練習中に彼が　ふざけたので

撥を取り上げて　投げ捨てて

「今は　何をする時間だ　

　今は　太鼓の時間　

　ふざける時間じゃない

　太鼓をして楽しくて盛り上がるのと

　ふざけるをはき違えるな」

そして

「今　こうしてふざけたせいで　

　みんなの練習時間が無駄になった

　お金を自分で返して来い」

と言いました

ぽろぽろと涙を流して　帰ろうとするので

「逃げるな」

と一括して　練習を続けたことを思い出しました

彼が　この話を覚えているかは確かめていませんが

そんな彼が　こうして報告に来てくれる

厳しいことを言ったかもしれませんが

愛があれば　伝わると思っています

子どもと　向きあうというのは

時として　厳しさを伴うものだと考えています

できることだけを　ほめそやすだけでは　いつか間違えます

彼には　人生今からだからねと伝えました

人生　また　調子に乗って　

はき違えてしまうこともあるでしょう

そんな時に　

人生の先輩として　立ちはだかってやろうと思いました

彼の前途有望たることを心から願います

2月7日は福岡県私立幼稚園振興協会主催の

設置者園長研修で

シンクロナイズドスイミングのコーチである井村雅代先生のお話を聞きました

とても　よかった

厳しさばかりが　伝わっているかも知れませんが

愛の方だというのが　ひしひしと感じられました

（愛がある方ではなく　「愛」そのものですよ）

本当にその人を伸ばそうと思うのであれば

ぶつかっていかなくてはいけなくて

実は　ぶつかるほうがきついんだと仰っていました

そして

ただ　厳しくするだけではなく　

陰では　メダルを取るために

曲作り　衣装づくりまで細部の細部まで時間もコストもかけておられる

その中でも

最後は「心」なんです

リオ五輪の衣装はすべて手染めだそうです

それは　発色をよくして　高く飛んでいることをアピールするためだそうですが

その高価な衣装に1000個のスパンコールを付ける最後の仕上げを

選手のお母さんたちにお願いするそうなんです

お母さんたちも高価な衣装に針を通すわけですから緊張です

しかし　

その思いを背負って選手たちは　戦いに行くわけです

そういった心の部分も感じてほしいと願っている

最後にリオオリンピックの映像を見るのですが

泣けますね

人生は一回きり

どんな人生を送るか

どんな人生を送っても構わないと思います

ただ　言い訳ばかりをして　

ごまかしてばかりの人生は送りたくないなと思います

子どもたちにも　ぜひ何かを見つけて　失敗したとしても

悔いのない人生を送ってほしいなと思いました

今回の研修は福岡県私立幼稚園振興協会の経営委員会が企画したのですが

本当に　

ありがとうございました

いろんな人との出会いがあります

そんな中で

考えることがあります

日本　日本人って　少し特殊だなということです

第2次世界大戦では原爆を落とされ　しかも　2つも落とされたにも拘らず

GDPでは世界第2位　（今は3位でしょうか）までなった

資源もないのに　です

サービスや技術は世界トップレベルです

これは　なぜなんだろうか　とよく思うのです

戦後の復興から今までの驚異的な復興は

日本人の勤勉性の賜物だと考えるのです

では　なぜ　それほど勤勉なのか

答えは　一つしかないと思います

教育です

教育水準が高い

では

どんな教育なのか

私は以下のように考えます

日本人は　公と私を分ける民族です（でした？！）

例えば

ここは公共の場だから静かにしようねと　

子どものころから教わるわけです

こういった教育です

なぜこれが　技術やサービスにつながるのか

それは　公の場所では　大きな声を出したら　迷惑に思う人がいるかもしれない

と考えるからです

すなわち　先回りしていろんな事を考えるからです

自分のこと以外のことを　考えられるからです

技術も　こうしたら便利だな　ここまでしていけば役に立つな

サービスも　こうしたら心地いいだろう　快適であろうと

先回りしているからだと思うのです

ある研修でこのような話を聞きました

日本人の4歳の女の子が　男の子が隣で何かしようとして　でも　できなくて

困っているときに

何も言わず　すっと　彼が必要なものを手渡していた

それを見たときに

あ～　日本人だな～　と思ったと

しかし

今は　どうでしょう

かなり　薄れていっているのではないでしょうか

もう一度　

こんな　日本人を増やさないと

技術やサービスで持っていたこの国の未来は

ないのではないか

と思いながら

子どもたちに伝えていくのみです

いよいよ本日は音楽会です。
昨日は、本番に向けての最終確認となるリハーサルを実施しています。

音楽会当日に一生懸命演奏することも大切ですが、
音楽会に至るまでの日々の中で、子どもたちが体験してきたものにこそ真の価値があります。
緊張感が漂う中、子どもたちは、毎日、真剣に練習に取り組んできました。
空気感や雰囲気は言葉ではなかなか伝えられませんが、
本当に張り詰めた空気の中、プレッシャーを感じながら一生懸命練習してきました。

そんな子どもたちの真剣な様子が垣間見えるエピソードをひとつご紹介いたします。

園内で年長クラスが合奏練習しているときでした

前列でピアニカを演奏する準備をしているときに
少しの間が出来たのです。

すると一人の年長さんがお話を始めました。

「おい　静かにしろ」
「いまは　お話をするんじゃなく
　先生の方をジッと見なきゃいけない時だよ」

そう言いながら　お話をしていて先生の指示を聞いていなかった
お友達に向かって真剣な顔で　ある子が怒ったのです。

その子はふだんはニコニコしていてクラスの中でも人気者です。
そんな彼が突然に鬼のような形相で怒ったものですから
怒られた彼も唖然としていました。

予報では、本日も昨日に引き続きグッと冷え込むようです。
どうぞ暖かい格好でお越しください。

2月3日（金）

今日は節分です！

 花畑幼稚園・花畑ナーサリーでは

毎年恒例の豆まきを行いました。

そもそも「節分」とは

どのような意味を持つのでしょうか？

「和」の行事えほん ②秋と冬の巻

（作者：髙野　紀子）によると・・・

節分とは・・・

「節」を「分ける」という

季節の変わり目を意味しており、 

旧暦では、「大みそか」にあたるそうです。

 なぜ、豆をまくのでしょうか？

 穀物には「魔除けの呪力」があると考られていたり、

「魔目（豆・まめ）」を鬼の目に投げつけて、

鬼を滅する「魔滅」という語呂合わせ

と考えられていたりするようです。

では、「鬼」とは何でしょう？

鬼とは・・・

冬の寒さや病など

 人に災いをもたらす

 悪いものすべてを表すとされています。

 その、鬼を追い払う豆まきは、

 無病息災を祈る行事だったようです。

子ども達に節分の意味を伝え、

「鬼は～外！福は～内！」

と大きな声で言う練習をしました。

そしていよいよ鬼の登場です！！

泣いて豆を投げれない子や

逃げる子もいましたが・・・

勇敢に立ち向かっていく年長さんもいました。

最後はみんなで

「鬼は外！福は内！」

と言い鬼を追い払いました！！

年長さんの男の子は

「今日は鬼から○○ちゃんを守るんだ」

と朝話してました。

しっかりと言葉通りに守ってくれていましたよ。

また、泣いているお友達に「大丈夫だよ」と

声を掛けてるお友達の姿もありました。

そして、心の中の鬼も

追い払おうねと話しをしました。

今日の豆まきでは

子ども達の成長がみられ

とても楽しい豆まきとなりました。