つぶやき~音楽会
- 2015年03月31日
- つぶやき
一月以上たっていますが
2月14日に恒例の
「みんなの音楽会」を開催いたしました
今回は例年お借りしていた南市民センターではなく
市民会館をお借りして行ないました
園児数からすると
南市民センターでは少し狭くなってきているので変更いたしました
大きな舞台で練習したことを表現した子どもたちは
自信にあふれていました
そもそも、なぜ
合奏合唱や劇をするのでしょうか
言い続けていますが
幼児期児童期は
「内面」の成長が一番大切です
「何かが出来る」といった「外面」ではなくです
勿論
出来ることは悪いことではありません
しかし
出来たとしても内面が成長しているかは別問題なんです
ここを見誤る教育をしていまう
いろいろ出来るようになっても後々問題が出てきます
音楽会では
おうちでも練習をお願いすることがあります
理由は
「できる」ようになってほしいからでは決してありません
フランスのワロンという学者が
思いやりのある人(悲しみが共感できる人)にするには
まず喜びを共感することからといっています
音楽会などの練習をお願いする理由はこれです
ただステージ上の子どもを見て結果をほめるのと
一緒に練習してステージの子どもたちを見るのでは
喜びの共感が異なるからです
間違っても
教え込んでできるようになってほしいからではありません
もし
園が手伝えというからやってあげた
音楽が苦手なのにさせられたと
保護者の方が思うのであれば本末転倒になってしまいます
幼稚園ができることは限られています
保護者の方と子どもたちの見えない部分をしっかり見ていきたいと思います