つぶやき~平成26年度を終えて
- 2015年03月31日
- つぶやき
平成26年度もおわります
教育が大切なのは重々承知しておりますが
つくづく身にしみます
今年に限ったことではないのですが
大人に接するたびに感じます
幼稚園は幼児教育機関なので幼児の教育をするわけですが
大人になったところからの逆算をし
幼児期に即したことおこなわなければいけません
とすると大人時代のことをしっかりわかっていなければできないことになると思うのです
どうしても子どもだけを見て
子どもをどうにかしようとしてしまいますが
本当にそれが将来に有益なのか
目先の「できる」を追っても
幼少期に培うべき「内面」の成長が無ければ
子どものためにはならない
10代の子ども達の悲しい事件がありますが
幼少期に起因していることも多くあります
手前味噌ですが
花畑幼稚園花畑ナーサリーの子どもたちは
どちらかというと
いろいろなことが出来るようになります
しかしそこを見てほしいとは全く思いません
見えない部分「内面」の部分を見てほしいと思います
子どもの様子を見て
子どもとどう接するかを考えてしまいますが
子どもの内面は
周りの「人的環境」で形成されていきます
この人的環境には
もちろん保護者が一番に入りますが
兄弟関係 祖父母関係 友達関係が大きくかかわります
そして我々先生といわれる人たちもです
これを考慮することなく教育を語っても無意味な気がします
それから
集団に属しているという意識があまりにも希薄になりすぎて
自分の都合ばかりを主張する人が多すぎる
多かれ少なかれ
集団に属して生きていきます
とするならば
集団で光る個性を磨くべきであって
あまりに個を強調しすぎて集団からはみ出す個性ばかりを磨いても
将来困るだけでしょう
そのためには
周りの大人が何を示すか
平成27年度も
保護者の皆様と共有できればと思います