マーチングの練習中に
- 2015年09月09日
- つぶやき
マーチングの練習中に
なかなかうまくならない子がいます
しかし
自分ではできているつもりです
ここでどのような対応をするのか
今の日本の教育なら褒めまくるんだと思います
しかし
弊害が大きい
昨今できていないのにできていると思っている人が増えているのは
できてもいないのに結果を褒めるからだと考えます
客観性のなさが大きな要因です
できていないけど
だからこそがんばってみる
できることが偉いのではなく
できないことをがんばれていることが偉いんだよ
その為には
できていないことの認識が必要です
マーチングの太鼓の子で
できていない子に
「○○君、ここできていないよ」と言うと
泣いてしまいました
そこで
大人でもできていない事をがんばるのは大変なんだよ
それを
がんばれているんだからすごい事なんだよ
できている人より
できていない事をがんばり続けていることは
すごい事なんだよと伝えました
彼は
泣きながら
頷いて
太鼓を一生懸命練習し始めました
本番には自信を持って臨めました
マイナスの部分と向き合うのはつらいことです
しかし
ここから逃げている人に明るい将来はないでしょう
マーチングをとおして
彼の内側に
財産が残ってくれることを願います