つぶやき~人口減少
- 2015年09月02日
- つぶやき
先日
あるセミナーに出席しました 幼稚園関係とは全く関係ないセミナーです
ブログでも何度か書いたかもしれませんが
人口減少の経済的な側面は危機的です
人口が減る → 労働人口も減る → 税収が減る
国が衰退するのは見えています
今迄 このようなことを書いてきたかと思います
そのセミナーは 経営のセミナーだったのですが
人口減少に関して 具体的な数字を示していました
「就業人口(20歳~65歳)は
2000年に7,873万人
2025年に6,569万人
2060年に4,105万人 と減少することが予測されている」
これは 内閣府の平成24年版 高齢社会白書によるデータです
急激な変化です
しかも 昭和48年生まれあたりが 第2次ベビーブーマーです
すなわち 今 40代前半のひとが一気に20年後30年後高齢者として存在するわけです
今の年齢に20歳足してみてください
子どもたちはきつい時代に職を得なければいけません
また 我々は 老化して体力が落ちてくるころに厳しくなります
年金もないでしょう
しかし 20年あると考えれば 準備ができます
国任せにしてはいけません
一番大切なの 「教育」です
では どのような教育が大切か
頭脳労働ができないと 相当困ると思います
いままでの 詰め込みでは太刀打できないのは明らかです
また ただ 出来たことをほめるような教育が問題解決能力を身に付けさせないのも明らかです
難問が来たときに いかに取り組んで 解決できるか
このようなことを考え 3年ほど前から幼稚園だけでは いけないと思い
小学生以降の塾を開校しました
先日 新たに 学校法人立の塾を 平尾に開校し説明会を行いました
説明会では ただ学力の話ではなく 生き抜くためにはどんな力が必要なのか
どんな方法をとるべきなのかをお話しています
人間も動物ということを考えれば 子どもの教育の責任は親がもつというのが
動物界のおきてだと考えます
保護者の方と いかに考え方を共有するか
親が見せることで 子どもが育っていく
そして
社会に何かをしてもらおうというのではなく
社会に何ができるのか
これは 当園の40周年事業の時に
ご講演いただいたルバング島で生き残り戦後30年して帰還された小野田寛郎さんの言葉です
このような思いを共有していきたいですね