先回りは自発性を阻害します
- 2014年06月30日
- 成長記録
6月11日(水)
年少組は入園して約2カ月がたちました。
園の生活や友達にも慣れた子ども達は
お互いコミュニケーションをとりながら遊んだりしている様子が見られます。
その中でも子ども達の語彙の数は大人に比べたら少なく、
自分の言いたい事を言えずに泣いてしまったり悔しい思いをすることも多々あります。
その時はお互いの気持ちを聞き、どんな気持ちだったのか、
どう伝えたかったのかなど聞き
「こういう風に言うんだよ」と言葉を教える時間にしています。
コミュニケーションがうまくいかず悔しい思いや泣いてしまうことは悪いことではありません。
そのような経験を通して子ども達は様々学んでいきますが、
その時にしてほしい事は「先回りしない」ことです。
まずは子どもの口から気持ちや伝えたかったことを聞いて下さい。
時間がかかってしまうかもしれませんが、
先回りして気持ちを言ったりすると自分の気持ちを言えなかったり自分から何かしようとしなくなります。
長い目で見たら子どもが自ら考え行動することは
「自発性」を育てる上でとても大切です。
もどかしい時もあるかもしれませんが子どもが
自分から伝えたり行動するのを「待って」あげてください。
私たちも子どもが自分で行動出来る土台を作れるよう取り組んでいきます。