つぶやき~中室牧子先生の講演を聞いて~
- 2016年08月03日
- つぶやき
7月25日にひかりのくにサマーカレッジに参加しました
講師は中室牧子先生です
詳しくはこちら
↓↓↓↓
毎日 当園でも言っているのですが
感覚保育をやめること
なんとなくいいとただ個人的に思うことをしないこと
もしお医者さんだったら感覚で手術はしない
お医者さんは座学も実技も研修を重ねて行うわけです
そのために 勉強が必要なのですが
残念ながら教育は そのデータが足りていないのです
先生たちも勉強が足りていない
昨今 教育経済学という分野でデータが出てきています
たとえば
4歳児たちに 今から15分後に帰ってくるから 帰ってくるまで我慢できたらマシュマロを2個あげようといって出ていきます
そうすると3分の2はたべてしまい 3分の1は食べずに待っているという結果が出たそうです
この子供たちは食べた子と待てた子のグループでずっと成長を追いかけていきます
そうすると 待てた子のグループのほうが高校生の時点で成績が良かったという結果が出ています
もちろん これらのデータがすべてとは言い切れない部分もあるでしょう
しかし このデータのようなものがなければ 現在行っている教育がいいかはなかなか言い切れないと思うのです
児童心理学と教育経済学の先生たちの関わりは あまりなさそうなのですが
整合する部分はかなりあるのではないかと思うのです
今後も 幼児期だけを切り取って 目の前の成果だけにとらわれるような教育にならないように勉強を続けていきたいと思います