「学力」の経済学
- 2017年08月10日
- お知らせ
涼しい季節が待ち遠しい今日この頃
皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか?
さて、9月2日(土)に行われる
第1回本気教育講演会では
「学力の経済学」の著者
中室牧子先生をお呼びして講演会を行います!
本があまり売れないこのご時世に
なんと30万部を売り上げている
今話題の方です。
私達職員は日頃から教科書替わりとして
読ませていただいていますが
どんな内容なのだろう・・と疑問に思われている方のために
今回は中身をちょっとだけ紹介したいと思います。
みなさん、子育てしている中で
お子様と色々な駆け引きがあると思います。
「甘やかしてばかりいると、自立できない!」
「子どものいう事ばかり聞いていたらわがままになる!」
しかしこれらのことには、根拠があるのでしょうか?
なんとなくそんな気がしたり、誰かから聞いたりしたので
そう思っているだけなのかもしれません。
本の中で、幼児期に培うべきものは「非認知能力」と書かれており
その中で最も重要なのは「自制心」と書かれてあります。
「マシュマロ実験」という有名な研究があるのですが
これは4歳児の自制心を研究したものです。
子ども達にマシュマロを見せ、こういいます。
「いつ食べてもいいけど、大人が戻ってくるまで我慢できればマシュマロを
2つ食べることができますよ」と言い残し部屋を出ます。
その後戻って来た時に
実験対象168人中3分の1の子は我慢できたのですが
3分の2の子は我慢できずに食べてしまったのです・・
そしてその後、彼らの人生を追跡調査したところ
高校生になったとき、学力の差がかなり生じたのです!!
ということは、すでに4歳の時期に自制心があるかどうかで
その後の人生に影響を与えているということですね・・
気になる、自制心の鍛え方とは・・・!?
この他にも
「子どもは褒めて育てるべきなのか」
「教育はいつ投資すべきなのか」
など具体的な内容とともに
キーワードとなる「非認知能力」についても
講演会ではお話ししてくださいます。
私達が関わっている乳幼児期は
人格形成の基礎がつくられる時期です。
すごく大切な時期なのですが・・
なかなか伝わっていないのが現状です。
だからこそ、私達がその重要性を発信していかなければなりません!
今回の講演会を通して
いかに教育が大切なのか、再確認して頂くとともに
保護者の方の悩みを解決できる糸口になれれば幸いです。
是非お友達をお誘いの上
ご参加下さい。
日時:9月2日(土)
受付9:40~10:20
開演10:20~12:00
場所:都久志会館(〒810-8583 福岡市中央区天神4-8-10)
・入場無料
・自由席
・静かに聞いていただけるようお子様連れは別室を設けております。
席数に限りがありますので、ご了承ください。
・一人一枚、チケットをお求めいただきますが、小さなお子様でお膝の上で、
静かに聞くことができる場合はお子様のチケットは不要です。
・席に限りがございます。席数把握のため、
http://qbig-kyushu.com/contact.htmlよりお申し込みください