みんななかよし 大池校 「Q-big(算数)を通して②」
現在、小学校1年生の女の子が5月から毎日取り組んでいます。
始めた頃は、問題に苦手さを感じると集中力や意欲が続かないこともありましたが、
教具を合わせて使うことで、数を視覚で立体的にとらえたり、具体的に理解できるため
少しずつ頭のなかでイメージできるようになりました。(わからないときは本人から
もう一度教具で確かめたいと言っています。)
そして、何より「できなくても考えた分だけ賢くなる!」を繰り返し伝え、
考える姿を褒めることで苦手な問題に対して「わからない」と言うことはありますが、
あきらめなくなり、目標のプリントをやり終えることが出来るようになりました。
この経験は、算数のときだけではなく生活場面にもあらわれてきます。
今、「歯医者に行く」という目標があって、音や振動が苦手で掃除機も嫌いなのですが、
ステップとして「掃除機を使えるようになりたい」と目標を考え取り組み始めました。
ここで大切なことは、掃除機を使えることが求める結果ではないということです。
算数の経験を通して、目標に向き合う姿勢・やってみたいと思う意欲が土台に
あるということです。
将来、職業に就いたときこの姿が仕事をするうえで信頼されることにつながります。
そのような視点をもって自ら考える力、試す力に働きかける関わりをしていきます。