みんなの音楽会を終えて2
2月6日に
みんなの音楽会を終えて
保護者の方から
うれしいお言葉をたくさんいただきました
当園では
保護者の方に音楽会などの練習をできるだけ一緒にしてください
とお願いしています
勿論
強制は致しません
しかし
子どもが頑張ったことをステージで見るのと
一緒になってがんばったのを見るのでは
全く異なります
エリクソンは幼少期に子どもの「心を満たしてあげる」ことで
基本的信頼関係を築くことが重要としています
この基本的信頼関係がないとどうなるか
子どもは 言うことをききません
「心を満たす」というのは本当に難しいことです
できるできないのみを見ていては
間違うことがあります
正直
今回の音楽会 とてもよくできていたと思います
もっとできるとも思います
しかし
過程を置き去りにして 結果だけを見ることはしてはいけない
感動して泣きましたという保護者の方も多くおられました
その中には
やはり 一緒になって練習した方が多かったのではないでしょうか
これからも
見えない部分を伝えていこうと思います
みんなの音楽会を終えて
平成27年度
学校法人なぎの学園
花畑幼稚園 花畑ナーサリーの
みんなの音楽会を
2月6日に無事終えることができました
0歳から6歳児まで全員が参加し
いままでの頑張りを表してくれました
開会にあたり ご挨拶しましたが
二つの点を見てほしいとお話しました
一つ目は
個々が幼いながら 少しずつ努力してみたこと
本人の中にその気持ちが少しでも育ったこと
二つ目は
集団でなにかを成し遂げることの大切さ
何度も同じことを言ってきましたが
人間は一人では生きられません
集団に属する以上は 集団の利益がある
それを意識せずに生きてはいけない
みんなで達成するために 協力したり 譲ったり 時には 主張してぶつかったり
そうした中で 一つの作品を完成させていったこと
表面の出来不出来だけを気にすると 全く見えてきません
仮に本番で失敗しても この過程を大切にしてきたのなら 大きな成長があります
逆に この過程を気にせずに 出来不出来だけを評価していくと
残念ながら 出来たのに 成長が乏しいという結果になります
正直 うちの音楽会
手前味噌ですが よくできていると思います
実は もっと うまくできるようにすることは 可能です
しかし
そいういったことよりも 子どもたちが 教えこまれて 実現するのか
それとも 自分たちで実現するのか
この見えない部分を大切にするほうが はるかに子どものためになるので
結果を過度に追い求めすぎないようにしたいと思います
三つ子の魂百までと申します
幼児期にできることは限りがあります
その限られたことで評価をするのではなく
百まで残るであろう内面の方を重視したい
今後は 成長の過程を いかに伝えるかに
もっと力を入れていきたいと思います
マーチングフェスティバル終了
- 2015年09月08日
- 成長記録
9月6日に
恒例の
マーチングフェスティバルに出場しました
福岡国際センターという大舞台で披露してきました
年長組が
一学期から一生懸命練習してきた成果を出し切りました
なぜ
マーチングなのか
別に太鼓をたたいたり
カラーガードができたりすることが
「目的」でなありません
あくまでも
「手段」です
では
なんの手段か
それは
「内面」の成長のための手段です
幼児期児童期は
人格形成に重要な時期といわれます
「人格」=「内面」です
かりに太鼓がうまくできていても
内面の成長がないのであれば失敗ということです
我々は
ここを間違ってはいけないと思いながら指導をしてきました
そしてこれを保護者と共有することが
一番の教育です
今回のマーチングを通して
確実に子どもたちの内面が成長したと感じます
その表にはなかなか見えにくい部分を
これからもしっかり見ていきたいと思います
春
- 2015年04月24日
- 成長記録
4月21日(火)
今日は、久しぶりの良いお天気だったので戸外遊びをしました。
久しぶりのお外遊びでとても嬉しそうな子どもたち!
今、園庭には春がたくさんです。
チューリップが咲いていたり、ダンゴムシやアリ、ミミズなどの虫の姿も見られるようになりました。
さくら組の子どもたちは、虫を探し、集めることに夢中です。
しかし、その様子を見ていると、思っている以上に虫に触れることが苦手な子どもが多いような気がしました。
それは、身近にいる私たち大人が、虫を毛嫌いし、
積極的に虫に触れようとしない環境があったからだと感じました。
季節の植物、昆虫に触れる機会を多く設け、
子どもたちの好奇心を掻き立て、
一緒に春夏秋冬を感じることが出来るようにしていきたいですね!
自分でしている間
- 2015年04月16日
- 成長記録
花畑幼稚園に新たに入ってきた3歳児のお友達が
泣きながらも
自分でご用意しています
なかなか
うまくできません
しかし
自分でしようとしています
時間がかかります
たくさん 失敗しています
しかし
それでも
できる限り待ちましょう
自分でしようとしているのを取り上げないことが大切です
自分でしようとしていることを取り上げて
都合がいい時だけ自分でしなさいというのは矛盾しています
尤も
毎回待てないことも確かですし
ものによってはまだ早すぎることもあるでしょう
それでも
基本的な身の回りのことなどは自分でしようとしているときは待ってみましょう
将来
「自発」的な人になります
お父さん お母さんに連れられて
できないながらも一生懸命に上靴を履こうとしている姿はいいものです