6月もとても成長しました
- 2014年07月14日
- 成長記録
6月14日(土)
今日は年長になって初めての保育参観でした。
が、いつも以上に張り切る子ども達にびっくりしました。
朝はとぽっぽ体操のときにある女の子が「ならんで~!」と
大きな声でみんなをならばせている姿があり、
また、その声を聞いた子がふざけている子に
「今なんの時間?」「ちゃんとならびいよ!」よ声をかけている姿もありました。
進級当初はみんな自由で好き放題していましたが、
今では友達同士支えあい、声をかけながら試行錯誤しています。
やはり集団生活にはいった意味をもう一度よく考えて取り組むべきだと思います。
なぜ個人技ばかり注目して伸ばそうとするのでしょうか。
その伸ばした個人の力をどれだけ集団で発揮できるかが、
将来社会人になったときのコミュニケーション能力やいかに会社のために
周りを巻き込んで利益を生み出していくのかにつながります。
私たち大人がまずお手本となり取り組んでいきましょう。
6月16日(月)
今日こすもす組(2歳)は、園庭にある吊り橋で遊びました。
こすもす組のみんなで吊り橋渡りに挑戦するのは初めてで、
ひとりずつ順番にゆっくり渡りました。
子どもたちの歩幅は小さく、丸太と丸太の間の隙間が怖いようで、
「こわいよー」と泣き出してしまう子もいました。
しかし、頑張ってチャレンジし、先生と一緒に最後まで渡ることができました。
渡ったあとの子どもたちは、少し自信を持つことができたようでした。
これからもどんどん新しいことにチャレンジしていき、
子どもたちの成長をたくさん見ていきたいと思います。
6月18日(水)
おもちゃやゲームが普及しすぎている今、
何かものを与えられないと遊べない、
何をしていいのかわからない子が増えていると聞きました。
乳児室ではおもちゃなしで遊ぶ時間を夕方の自由遊びの時間に取り入れるようにしています。
最初は何をしていいかわからず、じっとしていましたが、
日に日に自分たちで遊びを見つけるようになって、
保育士のところに触れ合いにきたり、
友達同士手をつないで歩いたり、数人でよーいどんをしたり、
寝転んでおでことおでこを合わせて笑いあったりと、
おもちゃがなくても友達や先生と触れ合って遊ぶ姿が見られるようになり、
子どもが自分で遊びを見つけて遊ぶようになりました。
遊びを自分で考えて見つけられる子は大きくなってリーダーシップをとれる子になります。
小さいながらも遊びを誘導しようとする子も出てきて見てると面白いですよ!
6月20日(金)
今日のマーチングの練習でガードの子たちの成長を感じる場面がありました。
今までは遊びたい気持ちが優先し、
集中できない日々が続いていたので
私もいろいろ調べどのように集中力をつけたらいいのか試行錯誤しながら取り組んでいました。
そこに男の子は禁止されることが嫌いで心の中にある満足袋がなくなるとどうしようもなくなると書いてありました。
まずは子どもたちの満足袋を満たすことからはじめました。
例えば子どもたちが大好きな仮面ライダーや妖怪ウォッチのキャラクターにたとえて話をしたり、
注意ではなく、悲しいや嬉しいななど感情表現をしてみたりしました。
それを続けて数日楽しくなってきたところで、
集中する時間とふざける時間を分けてしてみました。
そして今日、休憩終わりと声をかけなくても、
いつもふざけていた子が一番に自分の場所に立ちました。
それに触発され全員が私が声をかけなくても並んでくれるようになりました。
本当に涙が出てきそうなぐらい嬉しく子どもたちの成長を感じることができました。
これからも子どもたちから進んで取り組めるような保育をしていきたいです。