つぶやき~平成28年度飯塚・田川・嘉麻私立幼稚園PTA連盟講演会~
- 2017年01月17日
- つぶやき
僭越ながら
本日1月17日
飯塚市の
のがみプレジデントホテルにて
PTAの皆さまに講演をさせていただきました
花畑幼稚園の園長として
また
福岡県私立幼稚園振興協会教育研究委員として
お話をしました
昨年の8月に先生たちの講師としてお話をさせていただき
今日は 保護者の方むけに 話しました
内容は
「家庭の重要性」です
幼児教育というと
子どものことばかりに目を向けて
子どもをどうにかしようとしてしまいますが
実は
周りの「人的環境」をどうにかしないと いけない場合が多い
周りの大人が何を理解して 子どもと接していくのか
これが頗る重要です
人的環境というと 真っ先に保護者 親のことと考えてしまいますが
実は
兄弟関係や祖父母関係も とても重要です
もちろん 友達も
例えば
順調に成長していた子が急に乱暴になってしまったようなケース
これは 家庭環境に変化があるときが多い
下の子が生まれてお母さんがつきっきりで ついつい「お兄ちゃんだから」と言って
しまうようなケースです
寂しさゆえに 乱暴になっているのであれば 寂しさを取り除けば
戻ります 叱る必要はなかったわけです
もちろん平等に接しているとは思います
しかし 上の子にはケアが必要な場合もあります
このように その子どもだけを見て 子どもに原因があると思っていると
実はその背景にある人的環境だったりするわけです
他にも いろんな話をしました
20年後の日本がどうなっているのか
幼児期に何を見るべきか
そして けんかやケガに もっと寛容になるということ
子どもたちが 今 とても窮屈になっているなと思います
あれはダメ これはダメ
失敗を恐れ 何も挑戦しないような大人を作るのは
幼少期からの環境なんです
来る超高齢社会 外国人がどんどん入ってきて コンピュータが仕事をする時代に
日本人は 太刀打ちできなくなってしまいます
教育の現場も危機感を持って 保護者と共有していかないと
教育の効果は現れないと考えられます
飯塚 田川 嘉麻私立幼稚園PTA連盟の皆さま
本日は ありがとうございました
次代を担う子ども達のために
我々がすべきこと
共有できたらと思います