いろんな視点からものごとを捉える
- 2016年07月04日
- お知らせ
なぎの学園が展開する塾「Q-big」では毎回の授業終了五分前に立体四目並べを行います。
ルールは単純です。
縦、横、斜め、そのどこかのラインに自分の駒が四つ並べば勝ちです。
今までに五目並べを体験された方も多いと思います。
それが立体になると平面だけの時に比べて勝利への難易度が格段に上がります。
時には、幼稚園児が小学生を打ち負かす場面も見られます。
負けたこどもは場を取り繕い、「本気でやっていなかった」と言いま すが、その顔には悔しさがあふれています。
縦・横・斜めの駒の把握(これを空間把握能力といいます)は平面の 時に比べ格段に難しくなります。
少しでも気を許すと、思いがけない場所に相手の駒が四つ並んでしま います。
負けた本人も、相手から指摘されるまで、どこに四つ並んだのか分からないことが多いようです。
こどもたちは、このゲームを通して、自分たちの視点がいかに限定さ れた場所しか見ていなかったのか理解し、段々と勝つための方策を思考し始めます。ここに私たちの教育の目的があるのです。
この夏「Q-big」では、夏期講習を実施致しますので、ぜひ子ども達の真剣な勝負をご覧になって下さい。